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社外からの評価

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社外からの評価

社外からの評価

ESGインデックスの組み入れ状況(2025年9月現在)

  • ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の略。企業の財務面だけでなく、環境や社会に配慮した経営がなされているかを重要な判断要素とする投資の指標。

S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数

米国S&P Dow Jones Indices社が開発した環境指標で、炭素効率性が高く、炭素排出量に関する情報開示を十分に行っている企業のウエイトが高く組み入れられる指標です。「S&P/JPX カーボン・エフィシェント」は、GPIFが運用対象として採用している日本企業を対象としたESG指数でもあります。明電舎は、2018年から構成銘柄に採用されています。

S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数

SOMPOサステナビリティ・インデックス

SOMPOアセットマネジメント株式会社が2012年8月から運用を開始している「SOMPOサステナビリティ・インデックス」の構成銘柄に選定されています。「SOMPOサステナブル運用」は、ESG(環境・社会・ガバナンス)の評価が高い企業に幅広く投資する、年金基金・機関投資家向けの責任投資プロダクトです。

同インデックスの構成銘柄は、SOMPOリスケアマネジメント株式会社が実施する調査の結果に基づき、毎年見直しが行われています。これらの調査により、当社のESGへの取組みが評価され、2016年度から継続してインデックス構成銘柄に選定されています。

SOMPOサステナビリティ・インデックス

FTSE Blossom Japan Index

FTSE Blossom Japan Indexは、環境・社会・ガバナンスについて優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されたものであり、株式・債券などの指数の開発・管理をグローバルに展開するFTSE Russell社により選定されます。環境、社会、ガバナンスに関する様々な評価基準を満たした銘柄で構成されており、企業の社会的責任や持続可能性を重視する投資家の投資先選択の基準となり、毎年行われる評価結果に基づいて見直しが行われています。

FTSE Blossom Japan Index

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index

FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。なお、本インデックスは、ESG評価を中心に企業の気候変動リスクや機会に対する経営姿勢が評価され、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用するESG指標に採用されています。当社は2022年3月より構成銘柄として採用されています。

Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index

Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Indexは、Morningstar社がEquileap社のジェンダー・イクオリティ・スコアを活用し、ジェンダー・ダイバーシティ・ポリシーが企業文化として浸透している企業、また、ジェンダーに関係なく従業員に対し平等な機会を約束している企業に重点を置いたインデックスです。スコア順に5つのグループに分類されており、当社はグループ3に位置します。なお、本インデックスは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用するESG指標に採用されています。

その他の社外からの主な評価

CDP(気候変動、水セキュリティ)

CDPは、投資家・企業・都市・国家・地域が環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営している国際的なNGOで、機関投資家を代表して、環境への取組みを調査・評価・開示しています。明電舎はCDP 2024 気候変動でB、水セキュリティでBの評価を受けました。

CDP(気候変動、水セキュリティ)

MSCI ESG Ratings

MSCI ESG Ratingsは米国のMSCI社によるESG格付けで、企業はESGリスクに対する管理能力を分析され、AAAからCCCまでの7段階で評価されます。2024年、当社はMSCI ESG RatingsにおいてA評価を獲得しました。

EcoVadis

EcoVadisはサプライチェーンにおいて企業の環境的・社会的慣行に関する情報を共有することを通じてそれらの改善を目指しているプラットフォームです。世界180カ国以上、220業種以上に及ぶサプライヤ企業を対象に、「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」の4分野で第三者評価を行っています。

明電グループは、2021年から参画し、2025年は「ブロンズ」に格付けされました。

EcoVadis

Science Based Targetsイニシアチブ (SBTi)

明電舎は、2021年にSBT(Science Based Targets:科学的根拠に基づく目標)イニシアチブよりパリ協定との整合性を認められ、SBT認定を取得しました。

更に2025年に、2030年度の温室効果ガス排出削減目標を上方修正し、同イニシアチブに1.5℃水準と整合していることが認められ、再認定を取得しました。

Science Based Targetsイニシアティブ (SBTi)

2025年版CSR企業ランキング(東洋経済新報社)

CSR企業ランキングは、東洋経済新報社が毎年企業からのアンケート回答をもとに、人材活用、環境、企業統治、社会性、収益性、安全性、規模を評価し、CSR(企業の社会的責任)と財務の両面から総合的に評価・順位づけされるものです。明電舎は第19回(2025年)CSR企業ランキングの電気機器業種内において113社中39位の評価を受けました。

日経サステナブル総合調査 スマートワーク経営編

日経サステナブル総合調査 マートワーク経営編は、2017年から日本経済新聞社が実施している、働き方改革を通じて生産性革命に挑む先進企業を選定する調査です。全国の上場企業と有力非上場企業を対象とし、多様で柔軟な働き方の実現、新規事業などを生み出す体制、市場を開拓する力の3要素によって組織のパフォーマンスを最大化させる取組みを「スマートワーク経営」と定義し、企業統治など経営基盤も加え、星5段階で評価されるものです。明電舎は第8回調査において、3.5星の評価を受けました。

日経サステナブル総合調査 スマートワーク経営編

日経サステナブル総合調査SDGs経営編

日経サステナブル総合調査SDGs経営編は、「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の計4つの項目に関する質問で構成される調査で、明電舎は第6回調査において、総合評価で3.5星の評価を受けました。

日経サステナブル総合調査SDGs経営編

えるぼし

明電舎は、2017年に「えるぼし」で最高位(3段階目)の認定を受けています。

「えるぼし」は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(通称「女性活躍推進法」)に基づき行動計画の策定・届出を行った企業のうち、一定の基準を満たし、取組みの実施状況などが優良な企業が、厚生労働大臣より認定を受けることができる制度です。認定は三段階あり、当社は定められた5つの評価項目全ての基準を満たしたことが認められ、最高位の三段階目を取得しました。なお、えるぼし認定取得により、公共事業における総合評価落札方式等で加点評価が得られます。

えるぼし

くるみん 及び プラチナくるみん

明電舎は、2021年に厚生労働大臣より「くるみん」及び「プラチナくるみん」の認定を取得しました。「くるみん」認定は、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、行動計画に定めた目標を達成したなどの一定の基準を満たした企業に対し、子育てサポート企業として、厚生労働大臣より認定を受ける制度です。また、「プラチナくるみん」認定は、くるみん認定を受けた企業のうち、より高い水準の取組みを行った企業に対し、優良な子育てサポート企業として特例認定を受ける制度となります。

くるみん 及び プラチナくるみん

PRIDE指標2024

明電舎は、任意団体「work with Pride」が策定したLGBTQ+などのセクシュアルマイノリティ理解促進への取組みの評価指標「PRIDE指標2024」において、最高評価のゴールドを3年連続で取得しました。「PRIDE指標」は「work with Pride」が目指す「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的に策定した指標で、5つの評価指標で構成されています。

明電グループでは、セクシュアルマイノリティ(LGBTQ)の方々への理解促進に関する基本方針を設け、明電グループ人権方針の発行や、採用エントリーシートの性別欄の廃止、LGBTQ基礎教育の実施、LGBTQ相談窓口の設置などを行っています。また、明電パートナーシップ制度を新設し、事実婚(同性間を含む)を法律婚と同様に扱うこと、戸籍上の性とは別に自認する性へ変更することを可能にするなど、LGBTQ理解促進への取組みを進めています。

PRIDE指標2024

健康経営優良法人~ホワイト500~/健康経営優良法人2025

明電舎は、経済産業省が優良な健康経営※を実践している法人を認定する「健康経営優良法人~ホワイト500~」に選ばれました。「健康経営優良法人~ホワイト500~」は、経済産業省と日本健康会議が共同で、上場企業に限らず大規模法人のうち保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を認定するものであり、明電舎は2021年から認定されています。

また子会社においても、明電システムソリューション株式会社は大規模法人部門、明電テクノシステムズ株式会社及び明電プラントシステムズ株式会社は中小規模法人部門で「健康経営優良法人2025」に認定されています。

  • 「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
(明電舎・明電システムソリューション) 
(明電舎・明電システムソリューション) 
(明電プラントシステムズ)
(明電プラントシステムズ)
(明電テクノシステムズ)
(明電テクノシステムズ)

VR安全体感教育が令和6年度(第72回)電気科学技術奨励会会長賞を受賞

明電舎と明電システムソリューション株式会社のバーチャル・リアリティ(VR)技術を使用した安全体感教育推進に関する取組みが、公益財団法人 電気科学技術奨励会が主催する令和6年度「第72回電気科学技術奨励賞」において電気科学技術奨励会会長賞を受賞しました。

電気科学技術奨励賞は、日本の電気科学技術に貢献した功労者をたたえ、その功績を顕彰して対象者に贈呈されるものです。明電グループでは「デジタル技術で災害を撲滅する」ことを目指し、転落、転倒、火災、重機との接触など災害に至る状況をリアルに再現したVR安全体感教育のコンテンツを制作し、社内外で活用してきました。これまで社内7,000人超、社外15,000人超に対して教育を実施し、危険感受性の向上に努めてきました。この一連の活動が評価され、本受賞に至りました。

VR技術を活用した安全体感教育
VR技術を活用した安全体感教育

太田事業所が「全国みどりの工場大賞」において「経済産業大臣賞」を受賞

明電舎の主要生産拠点のひとつである太田事業所(群馬県太田市)が、2024年度緑化優良工場等表彰制度(全国みどりの工場大賞)において「経済産業大臣賞」を受賞しました。

緑化優良工場等表彰制度は、経済産業省および一般財団法人日本緑化センターが工場緑化の推進を図ることを目的に、工場内外の環境の向上に顕著な功績のあった工場などを表彰する制度です。表彰は緑化等の状況に合わせて段階的に行われ、「日本緑化センター会長表彰」「各経済産業局長表彰」「経済産業大臣表彰」とステップアップしていきます。

太田事業所は主に以下の取組みが評価され、2010年度の「日本緑化センター会長賞」、13年度の「関東経済産業局長賞」に続き、このたびの受賞となりました。

  • 「グリーンファクトリー」をコンセプトに、多くの樹木を敷地境界沿いに配置するとともに、構内には季節に応じて花の咲く植物を配置している。
  • 知的障がい者らを雇用する明電舎の特例子会社・明電ユニバーサルサービス株式会社が緑化業務を専任し、丁寧な維持管理と社会貢献を両立。
  • 事業所周辺の清掃活動や市内の山の下草刈りへの参加、自社の専門分野を生かした環境教育等の地域貢献に加え、CO2フリー電力の調達等によるCO2削減にも取り組んでいる。

今後も、地域社会の一員として事業活動に伴う環境負荷の低減に努めるとともに、従業員の安全と健康の確保に取り組み、快適な労働環境の形成を目指していきます。

全国みどりの工場大賞
緑化を推進する明電舎太田事業所
緑化を推進する明電舎太田事業所
明電ユニバーサルサービスの従業員
明電ユニバーサルサービスの従業員

「第12回Webグランプリ」企業BtoBサイト賞 グランプリを初受賞

当社コーポレートサイト内のWebコンテンツ企画「あなたのとなりの明電舎」が、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構(東京都)が主催する「第12回Webグランプリ 企業グランプリ部門」において「企業BtoBサイト賞」のグランプリを初受賞しました。

「あなたのとなりの明電舎」は、20代以下の年齢層を主なターゲットに、電気にまつわる明電舎の仕事を楽しみながら知ってもらうと同時に、その先にある社会と私たちがどう向き合っているのかを感じてもらうコンテンツです。スクロールと連動して文章やポップなイラストが動くギミックを多用し、ユーザーが能動的に関われるよう工夫を施しました。またインフラ施設や、それを支える設備の写真も織り交ぜ、イメージにとどまらない理解を促進しています。今回のグランプリ受賞は、これらの点が評価いただきました。

あなたのとなりの明電舎
株式会社明電舎 広報・IR部 広報・IR課