明電グループは、「環境基本理念」の下に、従業員一人ひとりが本業を通して地球環境保全や豊かな社会づくりに貢献する『環境経営』を推進していきます。
明電グループでは「人のため、社会のため、そしてこの地球をより住みやすくするため環境に貢献する」ことを基本理念とし、持続可能な社会の実現に向けて、気候変動の緩和及び気候変動への適応、資源の循環、生物多様性の保全を課題として、環境経営に取組み、企業の発展を目指す。
2020年4月1日 改訂5版
(株)明電舎 取締役社長
明電グループでは、これまで培ってきた、社会インフラを支えるエネルギーや水処理分野における事業、製品・技術及びサービスを通じ、「持続可能な社会づくりへの貢献」を果たすとともに、事業活動における環境負荷を低減していきます。
環境ビジョンでは、21世紀を生きる企業に課せられた命題を、「地球温暖化の防止」、「循環型社会の形成」、「生物多様性の保全」と捉えて目標を定め、その根底に「環境に根ざす企業風土」を据えて、環境経営に取り組んでいます。
環境ビジョンのイメージ
環境ビジョンの実現に向けて、明電グループ「中期経営計画2020」(2018~2020年度)の中で行動計画を策定しています。環境ビジョンで示す目標、すなわち「A.地球温暖化の防止」「B.循環型社会の形成」「C.生物多様性の保全」「D.環境に根ざす企業風土」は、「中期経営計画2020」では5つの戦略目標ごとに方策を設定し、行動計画に展開して継続的な改善に取り組んでいます。
2019年度の目標の達成状況は以下の通りです。 目標の達成状況に応じて対策を検討し、今後の計画につなげています。各項目の詳細につきましては、対応するページをご覧ください。
戦略目標 | 方策 | 2019年度環境目標(国内) | 2019年度実績 | 評価 |
---|---|---|---|---|
製品・サービスによる環境貢献 | 環境配慮設計の推進 | 環境貢献事業によるCO2削減貢献量:80万トン | 84.8万トン | 〇 |
新製品のライフサイクル排出量削減 | グリーン製品(当社基準)25件 | 〇 | ||
事業活動における環境負荷の低減 | 温室効果ガスの排出削減 | 排出(SCOPE1+2)総量削減:-2%(2017年度比) | -22%(2017年度比) | 〇 |
化学物質の適正管理 | VOC放出量:80トン以下 | 83.3トン | △ | |
3Rの推進 | 廃棄物総量削減:-1%(2017年度比):主要4事業所 (※3) | -6%(2017年度比) | 〇 | |
ゼロエミッション(※1):9拠点(※2) | 全9拠点で達成 | 〇 | ||
水資源の保全 | 水データの測定・分析・リスク評価:主要4事業所(※3) | 水データの分析、漏水調査ほか | 〇 | |
生物多様性の保全 | 生態系(植生など)の調査:主要4事業所(※3) | 教育、植樹、在来種保護活動ほか | 〇 | |
環境マネジメントの推進 | バリューチェーンのマネジメント強化 | グリーン調達率(当社基準):85%以上 | 87% | 〇 |
※1 明電グループのゼロエミッション定義:廃棄物等(産業廃棄物、一般廃棄物、有価物)の総発生量(建設 汚泥除く)のうち、非リサイクル率を1.0%未満にすること
※2 ゼロエミッション対象:国内生産拠点(沼津事業所、太田事業所、名古屋事業所、(株)甲府明電舎、明電 ケミカル(株)[相模事業所]、北斗電工(株)[厚木工場])、エンジニアリング部門/工事2部門
※3 主要4事業所:沼津事業所、太田事業所、名古屋事業所、(株)甲府明電舎
明電グループでは、2018年度から3か年の「中期経営計画2020」を定め、目標達成に向けた行動計画を策定し、環境経営に取り組んでいます。
2020年度環境目標は以下の通りです。
戦略目標 | 方策 | 2020年度環境目標(国内) |
---|---|---|
製品・サービスによる環境貢献 | 環境配慮設計の推進 | 環境貢献事業によるCO2削減貢献量:90万トン |
新製品のライフサイクル排出量削減 | ||
事業活動における環境負荷の低減 | 温室効果ガスの排出削減 | 排出(SCOPE1+2)総量削減:-4%(2017年度比) |
化学物質の適正管理 | VOC放出量:80トン以下 | |
3Rの推進 | 廃棄物総量削減:-3%(2017年度比):主要4事業所 (※3) | |
ゼロエミッション(※1):9拠点(※2) | ||
水資源の保全 | 水保全活動及びリスク対策の実施:主要4事業所(※3) | |
生物多様性の保全 | 生態系保全:主要4事業所(※3) | |
環境マネジメントの推進 | バリューチェーンのマネジメント強化 | グリーン調達率(当社基準):90%以上 |
※1 明電グループのゼロエミッション定義:廃棄物等(産業廃棄物、一般廃棄物、有価物)の総発生量(建設 汚泥除く)のうち、非リサイクル率を1.0%未満にすること
※2 ゼロエミッション対象:国内生産拠点(沼津事業所、太田事業所、名古屋事業所、(株)甲府明電舎、明電 ケミカル(株)[相模事業所]、北斗電工(株)[厚木工場])、エンジニアリング部門/工事2部門
※3 主要4事業所:沼津事業所、太田事業所、名古屋事業所、(株)甲府明電舎