サステナビリティ - 環境マインドの育成 のページです。
新入社員、新任役職者、経営幹部候補者など、階層ごとに定期的に実施される社員教育のカリキュラムの中で、「サステナビリティ経営」「環境配慮設計」など、環境への取組みに関する教育を実施しています。
また、各拠点にて環境活動を推進し、環境負荷に影響する業務に携わる人員には、内部監査員教育などのほか、随時、専門的な教育を実施しています。
毎年、役員を含む明電グループの全員を対象としてe-ラーニングを活用した環境教育を実施しています。2024年度は、年々強化されている化学物質に関する法規制や、環境汚染物質のニュースへの関心が高まっていることから、「環境目線から考える化学物質」をテーマに教育を行いました。明電グループ従業員のうち79.6%がオンラインで受講し、オンライン受講ができない従業員には別途教育をしました。
東京商工会議所が主催するeco検定(環境社会検定試験)®の取得を推奨し、e-ラーニングによる例題配信等を行っています。2024年度11月試験では明電舎単独で合格率81.8%でした。2025年3月時点のeco検定資格保有者は973名(出向者除く)でした。資格取得推進の一環として、受験費用等についても会社で支援しています。
各拠点にて、環境活動の推進や環境負荷に影響する業務に携わる従業員には、随時、製品含有化学物質管理教育や内部監査員教育など、専門的な教育を実施しています。2024年度も継続してサプライヤを対象としたカーボンニュートラル教育を実施しました。また、支社・支店や本社部門を対象としたISO14001(環境マネジメントシステムの規格)に関する教育を実施しました。
コンプライアンスに関する教育の一環として、環境法令教育を実施しています。2024年度は環境関連法令、違反事例とその要因、環境法令を遵守するための教育を行いました。社外で発生した法令違反事例や自社内で起きたインシデントについて定期的に解説を行っています。これらの事例を分析し、同様の問題が自社内で発生しないよう予防策を講じることで、コンプライアンス意識の向上を図っています。実際に起きた事例から学ぶことで、自社のリスク管理体制を強化し、法令遵守の重要性をあらためて認識する機会としています。
2017年度から外部の有識者を招き、SDGs、ESG投資、TCFD、SBT等をテーマに、経営層を対象にサステナビリティ経営セミナーを開催しています。社会動向や企業に求められる環境活動への理解を深め、サステナビリティ経営を推進します。