サステナビリティ - 人的資本経営 のページです。
当社は、人財を価値創造の源泉である人的資本として捉え、強化に取り組み、多様な人財のポテンシャルを最大限に引き出し、人と組織が共に成長する企業を目指しています。
変化する事業環境・社内課題を踏まえ、AMOフレームワークの観点から人的資本強化・環境整備を展開、企業パフォーマンス最大化を図っています。
明電グループでは、以下項目について目標値を設定しています。
なお、現在、連結ベースでの人事情報収集体制が整備途上であり、データの整合性及び網羅性に課題があるため、現時点では単体ベースでの情報開示をしている指標もあります。今後は、連結ベースでの人的資本データの整備及び開示体制の構築を進め、段階的に連結ベースでの開示に移行していく予定です。
従業員エンゲージメントの向上に向け、従業員エンゲージメント指標(eNPS)をKPIとして設定し、毎年実施している従業員意識調査結果に起因する要因を分析することで現状の課題を把握し施策の実行に繋げています。
2024年度に実施した従業員意識調査においては、組織の柔軟性や達成・挑戦志向を示す「風土」カテゴリの肯定率が前年度比で改善した一方、評価制度や報酬制度を示す「各種制度」カテゴリ、人財育成や採用・入戸を示す「人財活用」カテゴリの肯定率は低い水準で推移する結果となりました。
多様な個を尊重し、従業員一人ひとりの主体性とやりがいを引き出すことを目的に、それぞれが自身のビジョンを見つめ直し、会社のビジョンと照らし合わせ、明電グループの中で何にチャレンジをしていくのかを言語化する取組み「MYビジョン」「MYチャレンジ」を開始しました。2024年度は課長までの「MYビジョン」の言語化を行いました。2025年度は従業員への展開を実施します。企業・各部門のビジョン・ミッションと個人のビジョンの重なる部分を見出すことが、「真のサステナビリティ経営の自分事化」につながると考えています。会社として、まずは、従業員一人ひとりが何らかの形でビジョンの重なりを見出せるように寄り添い、そこから生まれてくる挑戦したいという思いを尊重し応援することによって、個人のやりがい向上・成長、そして企業・各部門のビジョン・ミッション達成を目指していきます。
経営トップ自らが「MYビジョン」「MYチャレンジ」を率先して語る場として2022年度から「明電みらいミーティング」、2023年度からは、「社長タウンホールミーティング」の取組みを継続的に開催しています。従業員一人ひとりが自身の「MYビジョン」を言語化し、それを周囲と共有・共感することで、互いに応援し合いながら、それぞれの「MYチャレンジ」への一歩を踏み出すことができます。従業員の想いを大切にすることこそが、企業成長の原動力です。これらの取り組みを通じて、従業員一人ひとりが主体的に未来を描き、行動し、そして応援し合うそんな企業文化の醸成を目指しています。