サステナビリティ - コミュニティ のページです。
明電グループは、事業を展開する国や地域において、双方向で活発なコミュニケーションを通じて課題を認識するとともに、コミュニティとの良好な関係を構築しています。
また、これらの国や地域の持続可能な発展に貢献するためには、明電グループが現地雇用や現地調達において果たす役割の重要性も認識しています。
明電グループは様々な取組みを通じ、事業活動を行う国や地域社会の経済発展に貢献できるよう努めています。
明電グループでは、「地球・社会・人に対する誠実さと共創力で、新しい社会づくりに挑む」をありたい姿として掲げています。事業を通して生み出す新しい価値の提供により、社会的課題の解決に挑む魅力ある企業でありたいと考えており、社会貢献活動方針を以下のように定めています。
明電グループでは、事業を通じて培ってきた技術や製品、従業員のスキルや知見を活かし、明電グループらしい特長ある社会貢献活動を行っています。更に、社会貢献活動を通じた社会課題の解決は事業の成長に直結するという考えのもと、以下のように重点分野を置き、社会貢献活動を推進しています。
明電舎は、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、アサヒ飲料株式会社、ナショナル・ベンディング株式会社と協働し、明電舎の本社及び総合研究所で排出されたPETボトルを新たなPETボトルに再生する「ボトルtoボトル」の取組みを2023年10月より開始しました。「ボトルtoボトル」とは、使用済みのPETボトルを回収・リサイクル処理したうえで、PETボトルとして再生して繰り返し用いる、資源循環利用の仕組みです。今回の新たなスキームを通じて、飲料製品の容器へと100%リサイクルされることになります。これにより、年間廃棄量3トン以上のPETボトルを再生原料とできる見込みであり、新規に化石由来原料を使用して製造するPETボトルと比較して、約60%のCO2排出量削減にもつながります。明電グループはこれからも、サステナビリティ・パートナーを目指す企業として、異業種を含めた協働・共創を促進することにより、社会に貢献できる企業を目指していきます。

明電舎は、2025年度から環境保護活動の一環として「ブルーカーボンプロジェクト」を推進しています。
ブルーカーボンとは、陸上の森林などによるCO2の吸収効果をグリーンカーボンと呼ぶ事に対し、海域の海草や海藻などによるCO2の吸収効果・生物多様性のゆりかご・水質浄化の働きを指します。近年の地球温暖化による高水温・台風の大型化などにより急速に藻場が失われているものを、新たに再生・創造する活動を子どもたちへの環境教育ワークショップに仕立て活動しています。
今後もカーボンニュートラル実現への貢献や生物多様性による豊かな海の実現を目指し、活動の幅を広げていきます。



【2025年度 具体的な活動実績】
明電インドネシア(PT. MEIDEN ENGINEERING INDONESIA)は、地域の環境保全を目的としたCSR活動の一環として、2026年2月にインドネシア西ジャワ州において植樹活動を実施し、現地に適した複数の樹木の苗木、合計400本を植えました。本取組みは、大気環境の改善や洪水被害の抑制など、地域の自然環境の維持・向上につながる活動として、地域の森林管理機関と連携して行いました。また、植樹活動と併せて、地域の孤児への寄付支援も実施しました。

明電舎 プラント建設本部では、2022年度からサイズが合わず着られなくなったり、古くなって処分されたりする作業服を回収して、ナカノ株式会社様ご教示のもとリサイクルを行い、「リサイクル手袋」としてよみがえらせました。JIS規格を大幅に上回る耐久性があるため、使い捨てではなく、洗って繰り返し使えることが大きな特徴です。リユース原料を使用しているため、同等の純綿軍手と比べて、資源投入を抑えられ、廃棄衣料の削減にも貢献できる、環境に配慮した手袋になっています。また、明電グループでも作業服とヘルメットを再生原料や建材にリサイクルする取組みを推進しています。その一部は、回収品を活用した長椅子や棚などの社内用什器として活用されます。


創業110周年を迎えた2007年度から、芳水小学校をはじめとした事業所を構える地域の小学校で「明電舎ものづくり教室」を開催しています。モータを活用したおもちゃを自分で組み立て動かすことで、ものづくりの楽しさを体感してもらうもので、これまでの参加児童数は累計で1万3000名を突破しています。本教室の開催にあたっては、NPO法人コアネットの皆様に運営・指導面でご協力をいただきながら、継続的に実施しています。2018年度からは、創業者 重宗芳水の母校である岩国市立岩国小学校でも開催しています。
2025年度は岩国市立岩国小学校、品川区立芳水小学校、品川区立大原小学校、沼津市立金岡小学校、沼津市立大平小学校、沼津市立戸田小学校、太田市立太田小学校、太田市立九号小学校、清須市立西枇杷島小学校、名古屋市立丸の内小学校で開催し、明電グループ従業員165名、児童827名が参加しました。

2017年度から事業所周辺の中学生を対象に、電気の大切さを体験的に学ぶ出張授業「電気と地球の未来創造ラボ」を開催しています。導電性の銅テープ・ボタン電池・LEDライトを使用した回路づくりを通じて、電気の仕組みを身近なものとして理解してもらい、次世代を担う若い世代の学びを支援する取組みです。2025年度は、品川区立品川学園、品川区立大崎中学校、太田市立太田中学校、ぐんま国際アカデミーの中学生356名を対象に出張授業を開催し、明電グループ従業員59名が講師や補助員を務めました。
水インフラ事業に関わる企業として、社会インフラへの理解促進を目的に、2025年8月に札幌市下水道科学館、同年10月に札幌市水道記念館で、小学生を対象とした「ものづくり教室」を実施しました。
両会場には延べ75名の児童が参加し、本社及び北海道支店の従業員がインストラクターとして参画しました。電動竹とんぼやスクローラーの制作を通じて、ものづくりの楽しさや科学的な考え方を体感的に学べるプログラムを実施し、社会インフラの役割を身近に感じてもらう機会を提供しました。


2021年度よりGIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想に基づくICT支援として、沼津市内の小学校への取組みを行っています。その後、同取組みはドローンを活用したプログラミング教室、防災をテーマとした地域協働授業、中学校の職場体験受入れへと活動を拡大し、2024年度からは沼津事業所での工場見学と探究型ものづくり教室を組み合わせた体験プログラムも開始しました。
探究型ものづくり教室は、明電舎の保有する電気に関する知見を応用しながら、文部科学省が学習指導要領で推進する「課題設定→情報収集→整理・分析→まとめ・表現」という探究プロセスに沿い、「決められたものを作る」のではなく「子どもたちが自ら発想し、試行錯誤しながらものづくりをする」体験です。更に2025年度からは金岡小学校のクラブ活動支援にも着手し、「ものづくりクラブ」と「デジタルクラブ」を通じて子どもたちが主体的に考え、創り、表現する探究の場を提供しています。
2025年度は年間20回の活動で延べ1,754名が参加し、220名の従業員が支援員として関わりました。地域・学校・企業が共に育つ価値共創の取組みとして、今後も継続・発展させていきます。
こちらのページでも詳しく紹介しています。


2025年9月、明電システムソリューションは、次世代を担う学生との学術・技術交流を目的として、福井大学の研究室から教授と学生8名を招き、沼津事業所にて技術交流会を開催しました。明電システムソリューション及び沼津事業所の概要紹介に加え、生成AIに関する学生側の研究発表と、当社におけるDX推進やAI活用の取組みについて説明しました。また、交流の一環としてVRを活用した安全教育の体験も実施し、実務における技術活用の一例を紹介しました。研究内容と実務との共通点も多く、学生・従業員の双方にとって理解を深める機会となりました。


2022年に明電舎の調達本部、営業統括本部、明電プラントシステムズが事務局となり、沼津事業所の東側に流れる新中川を綺麗にするボランティアプロジェクトを発足しました。同年11月より明電グループだけでなくお取引先、静岡県、沼津市とも協力した、官民合同の清掃ボランティアを実施しています。2025年度は11月に活動を実施し、プロジェクト発足以降の清掃活動は累計10回となりました。
また、2023年6月には静岡県、沼津市、明電舎の3者間で「リバーフレンドシップ」を締結しました。住民や利用者の皆様にリバーフレンド(川のともだち)になっていただき、河川美化活動を行うとともに、地域全体での環境保護意識の向上を目指すことが目的です。今後も、安全第一で清掃活動を行い、官民合同の地域貢献活動として活動していきます。




沼津事業所は、沼津商工会議所女性会の「市内各企業より提供されたプルタブを換金し、市内の保育所や幼稚園に絵本を贈る活動」に賛同し、収集活動に取り組んでいます。2024年度は、24kgのプルタブを贈呈することができ、沼津市内の西浦保育所に17冊の絵本を寄贈しました。今後も一冊でも多く、子どもたちへ絵本を届けられるよう、活動を続けていきます。
※2025年度回収の13.2kgのプルタブは、2026年度回収分と合わせて贈呈予定。
明電グループでは、地域との共生を図ることを目的に、全国各地の拠点においてごみ拾いや草刈りなどの環境美化活動に日常的に取り組んでいます。長年の継続した取組みが各地域で評価されており、美化活動を通じた従業員の社会貢献意識の向上や一体感醸成にも寄与しています。


地域に事業所を持つ企業として、自社が保有する製品技術やノウハウ・遊休資産を活用しながら、市や自治会と連携し、災害に強いまちづくりに取り組んでいます。明電舎では2024年11月に沼津市・金岡地区連合自治会と「災害時における支援協力に関する協定」を締結しており、遊休資産化している沼津市内の社宅2棟を地域に一時避難所として開放することで合意しました。同協定を踏まえ、2025年12月には社宅にて災害時の電源支援実証を行いました。高圧移動電源車・低圧電源車を活用し、EVへの給電や外部給電器を通じた携帯電話充電や各種家電への電力供給実証を行いました。当日は金岡地区連合自治会をはじめとした約50名が参加し、災害時の実際の運用について認識を深めました。
また沼津市とは「ICT活用による都市水防のための実証実験」を進めています。近年頻発する集中豪雨による浸水被害に備え、明電舎が開発した浸水センサを活用した実証実験を行っています。2025年度は市内の道路や河川など13か所に明電舎の浸水センサやカメラを設置し、明電舎のクラウドサービス「AQUA SMART CLOUD」で浸水情報を可視化し、気象データと関連付けて傾向を把握しています。
今後も引き続き、地域と共に被害を未然に防止・軽減する活動の推進ならびに住民の安全や迅速な避難の実現を沼津市とともに目指していきます。


従業員がNPO団体と協力して実施する「ものづくり教室」や「理科出張授業」など、会社が主催する社会貢献活動に積極的に参加できるよう、社内で従業員インストラクターの公募や各部門への参加募集の呼びかけなどを行うことと併せて、社内報などでその様子を積極的に伝えることで、社内の関心を高める工夫をしています。